後藤 慎吾

UPDATE
2022.12.23

その他

ラブレター

これまでの人生で1度だけラブレターを書いたことがある。

 

高校3年の12月のことだった。手紙の相手は小学生のころから恋焦がれた同級生の子で、中学も同じだったが、高校は別だった。手紙に何を書いたのかはよく覚えていないが、当時好きだったビートルズの曲のフレーズを書いた気がする。受け取った方は困惑するだけだろうに。

 

その手紙を投函してから程なくしてその子から私の家に電話がかかってきた。会ってもいいという。それで近所の公園で会ったのだが、その時の会話で覚えているのは、その子は推薦で進学先の大学が決まっていたので会ってみたと言っていたことぐらいで、それ以外にどのような会話をしたのかはあまり思い出せない。ただ、私が書いた手紙を持ってきていて物凄く恥ずかしかった記憶がある。

 

その数日後、その子から電話があり、映画に行かないかと誘われたのだが、何故か私は理由をつけて断ってしまった。その後、私から連絡することもなく、それぎりになった。当時の私が何故そのような態度をとったのかはいまだによくわからない。青春期特有の気まぐれによるものなのだろうか。冬が来るたびにこのことを思い出しては自分の未熟で、身勝手な行動を恥じている(相手の子にとっては忘却の彼方のことなのだろうが)。

荒巻 慶士

UPDATE
2022.11.16

その他

どうする?年賀状

 毎年事務所の年賀状のデザインをお願いしているBRESTさんから、今年もお作りしますか、とお尋ねをいただいた。BREST さんは、この事務所のホームページを作成してくださったところで、このサイト、つまりこの事務所の個性にマッチした〝作品〟を仕上げてくれる。

 来春に向けて出来上がってきた案には、跳躍するウサギが描かれている。干支を採り入れるのが近年の恒例。こうしたデザイン案を見ながら、年初のメッセージに思いを巡らせるのがまた、この時期の恒例となっている。

 

 最近は、お付き合いのある会社から、来年から年賀状はご遠慮することにしたとのご挨拶をいただいたり、知人・友人からも、悪いがもう出さないことにしているとの話を聞くことも多い。

 虚礼廃止と言われて久しいし、今風には紙の無駄遣いでは、というところか。年賀状は、常日頃お世話になっている先にする年初の挨拶に代わるものとも聞くが、実際には、無沙汰を詫び、つながりを確かめる数少ない機会になっている面が多々あって、電話やメールの連絡も不義理にする自分にとっては、近況をわずかに伝える貴重な場面となっている。

 

 そろそろと歳末のムードが漂い、それを過ぎるとお正月。一方的にお送りするのも申し訳ない感じがするが、もう少し続けようと思っている。 

後藤 慎吾

UPDATE
2022.10.03

その他

金融商品取引業コンプライアンスハンドブック

先月、私の2冊目の著書となる「金融商品取引業コンプライアンスハンドブック」が公刊された。

人事を尽くしたので、あとは読者諸賢のご判断に委ねたい。

 

これまでは空いた時間の全てをこの本の執筆につぎ込んできたので、それが終わると時間を持て余すようになった。久しぶりに水泳や筋トレをしたり、飲みに行ったりしていたのだが、なんだか物足りない。

 

それで、また何か新しいことをしたくなって、いっそのことYouTuberにでもなってみようかなどと一人夢想していたのだが、家族に相談してみると、皆大反対だったのでやめにした。

 

結局、ハンドブックをもとにして関連情報を提供する「金融商品取引業コンプライアンス通信」というブログを始めるという無難な線に落ち着くこととなった。これがどれだけ続くのかは定かではないが、ハンドブックをお買い求めいただいた方はこのブログもご贔屓の程を。

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