後藤 慎吾

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2023.02.17

その他

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌

今年の正月にNetflixで「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」という韓国ドラマを見た。

 

このドラマでは、IQ164の天才性と自閉スペクトラム症の障害を持つ新人弁護士ウ・ヨンウが、所属事務所の同僚弁護士とともに担当事件の解決に向けて奮闘し、弁護士として、また1人の人間として成長していく過程が描かれている。

 

ストーリー展開の秀逸さとウ・ヨンウを演じるパク・ウンビンの卓越した演技力に引き込まれてその後もう一度見返してしまった。ここまでドラマにはまったのは私の人生で初めてのことだ。

 

このドラマで、ウ・ヨンウは、その天才性を発揮するだけでなく、依頼者に寄り添い、個々の案件に粘り強く向き合うことで依頼者の権利を擁護しようとする。その真摯な姿に自らの仕事への向き合い方を重ね合わせた。

 

世の中の常識や自らの先入観にとらわれて事柄の本質を見誤っていることはないか。

効率を重視して依頼者の利益をないがしろにしていることはないか。

弁護士になったころの初心を忘れてしまっていることはないか。

 

ウ・ヨンウは私に弁護士として仕事をするうえで大切なことを再認識させてくれた。

 

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は世界的にヒットしたため、シーズン2の制作が検討されているという。「ウ・ヨンウロス」を埋めるために私はシーズン1をあと何回見返すことになるのだろうか。シーズン2の放映が今から待ち遠しい。

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