後藤 慎吾

UPDATE
2023.12.27

その他

サウナ

今、巷はサウナブームだという。私が住んでいるマンションの共用施設にサウナがあり、冬場は週に2、3回はサウナに通っている。

 

サウナで12分ほど汗を流し、水風呂に入り、温水ジャグジーに浸かって、椅子に座って休憩する。これを4~5回繰り返すと、何とも言えない幸福感に満たされる。最近は、サウナでこのような状態になることを「ととのう」と言うようだが、正に言い得て妙だと思う。

 

たまに、休憩している間にスマホを見ている人がいるが、これはいけない。「ととのう」ためには、外部の情報から遮断されて頭を空っぽにするように努めることが肝要だ。

 

こうしてかれこれ15年ほどサウナに通っていると、サウナがない生活は考えられなくなる。最近自宅が手狭になり引っ越したいのだが、サウナがあるマンションに限定して探しているからなのか、なかなか転居先が見つからないという問題に直面している。

荒巻 慶士

UPDATE
2023.11.18

その他

スープ

 健康に少しずつ気を遣うようになった。食事についてもしかり。食べたいものは食べたい放題、嫌なものは嫌というかつての姿を思い出す。

 

 最近、朝なら早起きすればと一念発起して、朝食の用意をすることにした。ぼおっと働かない頭でする料理も徐々に慣れてきたところだ。目下のテーマはスープである。

 

 学生時代、洋食店でアルバイトをしていた時、店主のシェフから聞いた話がある。世界中どの国にもその国の個性が現れたスープがある、病気の身体に力を与えてくれる母の味があると。

 

 なんとか日替わりで違った味と頭を捻ってはみるが、わかめのみそ汁が一番おいしかったりする。

後藤 慎吾

UPDATE
2023.10.30

その他

弁護士人生20年

私が弁護士登録をしたのは2003年10月のことだから今月でちょうど20年になる。ここまで大過なく弁護士の仕事を続けることができたのは、これまでに指導いただいた諸先輩方、今ともに事務所を運営している荒巻弁護士、支えていただいた歴代の秘書の方々など、多くの方々のお陰であり心より感謝申し上げたい。

 

将棋の谷川十七世名人は、将棋の棋士は「勝負師」と「研究者」と「芸術家」の3つの顔を持つと述べているが、弁護士も同じだと思う。訴訟には勝ち負けがあるし、事件を処理するために関係する法律について研究することも多い。また、弁護士の仕事として契約書を作ることがあるが、弁護士にとって契約書は「作品」というべきものであり、全体として論理的一貫性があり均整の取れた美しさが追求される。

 

私は何でもすぐに飽きてしまう性分なのだが、弁護士の仕事だけは辞めようと思うことがなかった。それは、弁護士という仕事がこのような多様な側面を持ち、どこまでいっても極めることが困難だからなのだろう。

 

健康に問題がなければあと20年は弁護士として仕事をしたい。そう考えると今はちょうど中間地点だ。これまでの20年の蓄積を活かしてこれからの20年も実りあるものにしていきたい。

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