後藤 慎吾

UPDATE
2023.04.28

その他

コラム

荒巻・後藤法律事務所は先月で8年目を迎えた。ここまで来ることができたのも、クライアント、取引先、事務所のスタッフなど、当事務所の業務に関与いただいたすべての方々のお陰であり、心から感謝申し上げたい。

 

事務所を開設した4カ月後の2016年7月にホームページを公開し、その月から毎月、荒巻弁護士と私が交互に書いたコラムを掲載している。数えてみると今回のこのコラムは私が書いた41回目のものになる。

 

私は元来怠惰な性格で、子供のころ日記を書こうと思って親に日記帳を買ってもらっては次第に面倒になり1週間と続くことがなかった。他方で、このコラムは、2か月に1回書けばよいという気楽さもあって何とか続いている。

 

こうして長い間コラムを書いていると次第に書くべきことが尽きてきて、最近は、昔のラブレターの話や最近見たドラマの感想などを書いて恥をさらしている。ただ、その時々に頭に浮かんだことを文章にするのは、私自身が普段意識していないことを思い起こさせてくれるので意外と楽しい。

荒巻 慶士

UPDATE
2023.03.09

その他

事務所開設7年

 3月1日に、秘書から「開設7年ですね」と言われ、そういえば、そんなに…、としばし感慨に浸った。人でいうと、七五三を無事終えて、身体の弱い幼児期をようやく乗り超えたことになろうか。

 

 振り返ると、総じていえば、真摯に案件に取り組み、焦らず、地道に進んだ7年間であったと思う。開設当初の依頼者との信頼を深めつつ、そこから紹介いただき、横に広がってという具合だ。

 

 会社にあっては、何代も担当者が変わった依頼者もある。きちんと引継ぎがあって、変わらぬお付き合いをいただいているのは、ありがたい気持ちでいっぱいである。

 

 事件と人とのめぐりあいを楽しみつつ、まだまだ序章と心得て、〝成人〟まで成長、飛躍していく所存だ。

 

 

 

 

後藤 慎吾

UPDATE
2023.02.17

その他

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌

今年の正月にNetflixで「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」という韓国ドラマを見た。

 

このドラマでは、IQ164の天才性と自閉スペクトラム症の障害を持つ新人弁護士ウ・ヨンウが、所属事務所の同僚弁護士とともに担当事件の解決に向けて奮闘し、弁護士として、また1人の人間として成長していく過程が描かれている。

 

ストーリー展開の秀逸さとウ・ヨンウを演じるパク・ウンビンの卓越した演技力に引き込まれてその後もう一度見返してしまった。ここまでドラマにはまったのは私の人生で初めてのことだ。

 

このドラマで、ウ・ヨンウは、その天才性を発揮するだけでなく、依頼者に寄り添い、個々の案件に粘り強く向き合うことで依頼者の権利を擁護しようとする。その真摯な姿に自らの仕事への向き合い方を重ね合わせた。

 

世の中の常識や自らの先入観にとらわれて事柄の本質を見誤っていることはないか。

効率を重視して依頼者の利益をないがしろにしていることはないか。

弁護士になったころの初心を忘れてしまっていることはないか。

 

ウ・ヨンウは私に弁護士として仕事をするうえで大切なことを再認識させてくれた。

 

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は世界的にヒットしたため、シーズン2の制作が検討されているという。「ウ・ヨンウロス」を埋めるために私はシーズン1をあと何回見返すことになるのだろうか。シーズン2の放映が今から待ち遠しい。

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