後藤 慎吾

UPDATE
2024.08.19

その他

ダイエット~シーズン2~

昨年の8月のコラムでダイエットをしたことを書いた(2023年8月コラム「ダイエット」)。読み返してみると、私の体重は78キロから64キロになったそうだ。ただ、そのコラムの最後では「ダイエット期間が終了してからは食生活の「痩せ活」のいくつかはもうやっていない。酒を飲み、おいしいものを食べるのは人生の楽しみの1つだ。やっぱりこれだけはやめられそうにない。で、あれだけ苦労して減らした体重は着実に増加中だ。」と開き直っているが、その結果、今年の6月の初めに体重を量ったら77キロまで戻っていた。

 

裁判官・検察官・弁護士になるには司法修習を修了する必要があるが、司法修習修了後10年ごとにパーティーをするのが習わしになっている。私の修習期の20周年のパーティーは、本来は去年行われるはずであったが、コロナの影響があって今年の8月末に京都で行われる。このだらしない体で旧友と11年ぶりに会うのも気が引けるので、6月の中頃から、昨年同様、2か月間のダイエットを行った。

 

結果は12キロ減の65キロ。昨年の経験もあるので、1日の食事内容や運動量から翌日の体重の増減がある程度予測できるようになった。ただ、飲み会や依頼者などとの会食は要注意で、アルコールも入るからついつい食べ過ぎてしまい、体重が予想外に増えた。あるときは1日で2キロも体重が増えて驚いた。昨年・今年のダイエットの経験でわかったことは、自分の好きなように食事をすると確実に体重は増加するという悲しい現実だった。

 

先日、妻とスーパーに夕食の買い出しに出かけた際に、1袋5キロのお米が山積みになっていたので、2袋を持ち上げてみた。ずしりと重い。こんな重量の脂肪を余計に身に纏っていたのかと思うと辟易した。意志薄弱な私のことなので、いつまでこの決意が継続できるかは定かではないが、今は、この体重を(できるだけ)維持していこうと思っている。

荒巻 慶士

UPDATE
2024.07.17

その他

猫の話

 能登半島地震から半年として、石川県輪島市の漆芸家桐本滉平さんがラジオのインタビューに答えていた。集落は復興が進んでいるが、離れたところではインフラが戻らず、放置されたままの民家も多くあるという。

 自身の工房兼自宅も、当時、交通が途絶え、戻れた時には飼い猫3匹のうち2匹が犠牲になっていたとのことだ。被災地域には、未だに消息不明の猫たちが数多くいて、飼い主らによる所在探しの活動にも関わっていると話していた。

 

 民法の世界では、猫=ペットは物であり、所有の対象にすぎないが、今の社会の感覚では、これをはるかに超えて、家族として人並みの地位を得ていて、ペットを巡る法律問題・紛争もざらにある。ペットの尊厳とか、人格的存在という言葉もそれほど奇妙に聞こえない。

 

 債務整理の依頼者の家計で、光熱費がやけに高額なので尋ねると、ペットのために外出中もエアコンはつけたままなのだとのこと。この暑さなので「生命の尊厳」を守るためやむを得ない。

 散歩中に犬のリースを引く男女が、〇〇ちゃんパパ、✕✕くんママなどと呼び合う光景はまったく珍しくない。

 

 知人の話してくれた相続財産清算人のこんな経験談も思い出す。

 一人暮らしの飼い主に死なれてしまい、発見に時間がかかった。その間に猫の食べ物がなくなってしまった。飼い主は、自らの肉体で猫の命をつないだというものだ。

 

 そういえば、先ごろ亡くなったフジコ・ヘミングさんは、猫好きでたくさんの猫に囲まれて暮らしていたとのこと。生前、自身の死後の猫たちの境遇を気にかけていたとも聞く。その後の成り行きが気になったりもする。

 

 私自身は猫を飼ったことはない。かつて寸前まで行ったことはある。

 記者時代にいわゆる夜回りから帰宅すると、いつも玄関先で待っている猫がいた。ドアを開けると、するりと中へ入ってくる。当時、駆け出し2年目で、ペット禁止の借室住まい。お世話する余裕はなかった。

 

 次々思い出される猫の話。ねこ、ネコ、猫…、書き方でなんだか想起する姿も変わる。猫の魅力のなせる業だろう。

 

 

 

後藤 慎吾

UPDATE
2024.06.27

その他

舟通勤

普段は事務所までバスで通勤しているのだが、日本橋のたもとから自宅近くの船着場までクルーザーで結ぶ「舟旅通勤」というサービスがあるのを知り、先月初めて利用した。

 

で、このサービスをすっかり気に入ってしまった。クルーザーのデッキの上で感じる風が気持ちいいからなのか、バス通勤に飽きていたからなのか、はたまた舟通勤というレアな体験自体に価値を感じたからなのか。1時間に1本しか運航がないのだが、時間が合えば舟で帰宅するようになった。

 

今気がかりなのはこのサービスの持続可能性だ。これまで私が乗船した便の乗客は最高でも10人程度しかおらず、また、1回の運賃は500円なのだが近くのショッピングモールで使える200円のクーポン券をくれるので実質300円で乗れてしまうから、このサービス自体はかなりの赤字なのだと思う。というわけで、このサービスがいつまで続くのかわからないので今のうちに乗れるだけ乗っておこうと思っている。

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