荒巻 慶士

UPDATE
2026.01.27

その他

見識と信念が問われている

 新しい一年が始まった。

 年が変わるなり、アメリカがベネズエラを軍事攻撃し、その大統領を拘束して連れ去った。米大統領にはこれまで種々の振る舞いを見せつけられていたが、いよいよ心して今の政治状況を考えなければいけない。

 

 大きくいうと日本は、アメリカの後をついて進んできたように思うが、その前を行く国が率先してルールを軽視、無視するようになり、自らの見識や信念がまさに問われることになった。

 

 そこへにわかに湧き起こった衆議院の選挙である。目先の利益を求めての身勝手な振る舞いは、彼の国の影響か。

 しかし、政治の貧困を嘆くだけではすまない状況に見える。政治について国民が意見を表明できる機会は限られている。選挙はその貴重な機会とわきまえなければならない。

 

 厳しい現実と戦いながら、法の支配や三権分立、国民主権、平和主義といった憲法的な価値をしっかり理解し、これを守るという責任を果たせる者を代表としなければならない。

 

後藤 慎吾

UPDATE
2025.12.19

その他

仕事の効用

私は弁護士として仕事をすることで依頼者から報酬をいただく。お金がなければ生きていけないからそれはそれで大事なのだが、仕事はそれ以外にも様々な効用を私にもたらしてくれる。 

 

それらの効用の中で最も重要なものは経験だと思う。人は仕事をする過程で様々な経験をする。そして、その経験はその後に仕事を行う際の指標となる。経験は、私に自信を与えてくれる。 

 

依頼者がいなければ私は仕事をすることができない。数ある弁護士の中から私を選んで依頼してくださったすべてのお客様のために感謝の気持ちをもって最善の努力を尽くしたい。 

荒巻 慶士

UPDATE
2025.11.28

その他

手放すということ

 数日間、旅行で東京を離れた。

 パソコンなしでとも考えたが、まあこれだけはとにカバンに入れた。けれども、開く時間は決めることにした。今回は、仕事のことも気になる他のことも持っていきたくはなかった。

 

 飛行機の中で、気になることは自然と思い浮かんでくる。離れようとするのを追いかけてくるようだ。それを塗りつぶすように黒く消した。ところが、抹消すればするほど、浮き出してくるようだ。

 ため息をついて外を見る。窓からぷかぷかと浮かぶ雲を眺めた。ゆるやかに過ぎていく白い綿毛。流れのままに去るに任せる。手放すことをイメージしたら、自由になれた気がした。こだわらない、放っておく。

 

 弁護士の仕事といえば、まずは、法を知り、その考え方を示して助言し、解決に向けた手助けをするというあたりか。他方で、この仕事に長いこと携わって思うのは、法に関わるさまざまなストレスから解放するという重要な役割がある。トラブルの渦中にあって、混乱する依頼者に負担を手放すことを可能にすることだ。

 

 離れてみると冷静になれる。自分を取り戻すことができる。旅行もそういうプロセスか。貴重で大切なひとときであると知る。

ページトップ