後藤 慎吾

UPDATE
2019.04.25

その他

改元とタイミング

来月1日午前0時に平成から令和に改元されます。渋谷のスクランブル交差点で改元のカウントダウンをする若者や新元号の初日に婚姻届を提出するカップルも大勢いるそうですね。前回の昭和天皇の崩御に伴う改元のときの雰囲気を知る者としては隔世の感があります。

 

世界で元号を持つ国は日本だけなのだそうですが、われわれ日本人にとって元号は一時代を画するものとしてやはり特別なものです。新元号が発表されてから、私も、折角だから何か新しいことでも始めようか、と思い立ち、来月から、事務所のホームページとは別に私が注力しているファンドビジネス関連法務について情報発信することを検討しています。新しいことを始めるにはいいタイミングだからというだけのことなのですが、今回の改元によって、私だけではなく、日本人一人ひとりに対してポジティブな働きかけがあるように思います。

 

10連休はホームページの作成などをしてゆっくり過ごすつもりですが、日本人の一人として新しい時代の幕開けを祝福したいと思います。

荒巻 慶士

UPDATE
2019.03.21

その他

また桜の季節が

 桜の季節がまたやってくる。

 光に溶け込みながら浮かび出る淡い影を思っているうちに、あふれるように咲いて、たちまち風に舞い落ちる。だれのもとにも等しく現れるこの瞬間は、わかっていてもうれしいものだ。もしもこの情景がこの世からなくなってしまったら、どんなに寂しいことだろう。

 桜は染め物の原料になるとのこと。その桜色はどこから取るのかというと、花びらではなく、そのごつごつした樹皮からだと、染織家の志村ふくみさんの話として伝えていたのは、子どものころに読んだ国語の教科書に載っていたエッセイだ。

 春にしか見えないその色は、暑さ寒さを耐えてきたその胴体の内部で、深く濃く隠されている。桜は、夏には虫がついて、実は手のかかる樹木とも聞く。

 わがふるさとの庭にも、桜の木がある。

 母が20年かわいがっていた愛犬を埋葬し、そこへ植えた木である。毎年大きくなって、春にはきちんと花を咲かせてくれる。

後藤 慎吾

UPDATE
2019.02.28

その他

歩み

今日は平成31年2月28日。当事務所の開設日は平成28年3月1日ですので、早いもので明日で3年が経過することになります。

 

平成28年3月1日は期待と不安のなかでの事務所開設であったのを覚えています。依頼者や事務所の運営にご協力いただいている方々など多くの人々に支えられて、なんとかここまでくることができました。心より感謝申し上げます。

 

私は2年ほど前のコラムで松下幸之助の「道をひらく」について書いたことがありましたが、改めて紐解いてみますと、まさに私の今の心境を言い表してくれる文章がありました。

 

「他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。」

 

当事務所も、私自身も、心あらたに、着実に歩みを進めてまいります。変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

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